洗顔剤選びの段階から美白への取り組みは始まっています。
朝と晩に行うスキンケアでもある洗顔とは、ほこりや化粧品汚れなど肌にこびりついたものを落とし、肌の健康状態を保ち、美白効果を高めることができるものです。美白成分やスキンケア成分が肌に浸透しやすい状態にする効果が、正しい洗顔にはあるといえます。
何が美白のために重要なのかというと、肌を洗顔などでいためないこと、汚れを残さないということです。洗顔をするときには、きめの細かいたっぷりとした泡を、手のひらや泡立てスポンジで作り肌に乗せましょう。美白の肌を手に入ることができるのは、泡に汚れを吸着させることで、透明感のある明るい色の肌になるからです。
洗顔料によっては、シミの原因になるメラニン色素の発生を抑えたり、紫外線を防ぐことで美白効果を高めていく商品もあります。美白化粧品には、厚生労働省に認められた美白有効成分が含まれていますが、美白効果のあるという製品には、ビタミンC誘導体やコウジ酸、ルシノールなどの成分が多く含まれています。肌の保湿をすることが、洗顔した後のポイントです。
普通肌の人は、脂肪酸が主成分になっている一般の洗顔石鹸で十分です。洗浄力は下がりますが、肌の潤いを保ったままの洗顔が可能なので、乾燥肌や敏感肌の人は、アミノ酸が主成分のマイルドな石鹸が適しています。
美白には、成分に石油系の成分が使われている石鹸は刺激が強いので適していません。美白への第一歩になるのは、自分の肌に合った洗顔料を選ぶことなのです。